<Luis Garcia> 11日付けのKop Talkに興味深い記事が載っていました。 ・ Rafa's ultimatum for Garcia(Kop Talk) → “ガルシアに対するラファからの最後通牒”なんて銘打たれたタイトルなんでビックリなんですが、もちろんそんな深刻なものではありません。以下ラファのコメントです。 「われわれは今シーズンルイスのベストパフォーマンスをずっと待ちつづけています。 彼は真の才能を持ったプレイヤーですが、調子にムラがあります。彼は最高のプレーと最悪のプレーを同時にみせることがあるからです。 彼はフィジカルコンディションを改善する必要があります。だからわれわれは彼をリザーブゲームに出場させました。彼はウィガン戦にはメンバー入りしないでしょう。なぜなら彼はベストプレーをみせるのに100%のコンディションを必要とする選手だからです。 何人かの選手はコンディションが完全でなくても力を発揮することができます。ですがルイスのようなトリッキーな選手は完全なコンディションを必要とするのです。 ルイスは困難なシーズンを送っています。彼は試合で懸命に働く必要がありますが、それは彼が局面打開に優れた違いを生みだせる特別なタレントであるからです。彼は昨年ヨーロッパの大会でそれを披露してくれていたわけですからね。」 要約してしまえば“コンディション悪いうちは使わないよ”ということなわけですが、ジェラードやキューウェルがコンディションよくないながらも起用されていることを考えると、少々手厳しい感じもします。 そこでカギになるのが「彼は最高のプレーと最悪のプレーを同時にみせることがある」というフレーズです。ラファのいう「最悪のプレー」とはいったいなんなのか??その答えを考えたときにぱっと思い浮かんだのが、W杯予選のスロバキア戦(詳細はこちら)です。この日ガルシアはハットトリックの大活躍を披露するわけですが、同時に致命的になりかねないミスも犯しています。それは自陣での余計なボールキープから敵に詰められ苦し紛れに出したバックパスをかっさらわれて失点、というものです。この時点で2−1となりチームに動揺が走ったわけですが、結局その後ガルシアが再度奮起して結果的には大勝となったゲームでした。 まさに「最高のプレーと最悪のプレーを同時にみせ」たわけですが、このスロバキア戦のようにミスを取り返す働きができれば文句はありません。ただコンディションが不十分な場合ガルシアの負の部分がクローズアップされるのではないかという懸念がラファにはあるのでしょう。実際ガルシアがボールキープをミスしたり、難しいプレーを失敗してボールを奪われてカウンターというようなケースがリバプールのゲームでもまれに見受けられますからね。 ただガルシアの負の部分というのは実は好プレーと紙一重だったりするので、彼が持ち味を発揮するためにはやむをえないという見方もできます。だとすればやはりスーパーなゴールをいくつもみせてくれた昨シーズンのようなコンディションを取り戻すことを期待すべきなのでしょう。 最近のリバプールの得点力不足の大きな要因がガルシアの不在にあることは明らかですし、これから先リバプールが勝利を重ねていくためには彼の力が必要不可欠。はやく彼が躍動するシーンを観たいですね。 <Gabriel Paletta> 先日獲得濃厚とお伝えしたアルゼンチン人CBガブリエル・パレッタですが、どうやらシーズン終了後まで交渉が持ち越しになりそうです。 ・ Paletta to delay Liverpool talks(BBC SPORT) → 記事によれば、パレッタ自身がClausura Championship(後期リーグ)にバンフィエルドの一員として参加を望んだことがこのような結果を招いたようです。 バンフィエルド会長Carlos Portellのコメント 「シーズン終了まで交渉は行き詰ってしまいました。 ガブリエルはかねてからわれわれとともにClausura Championshipでプレーすることを望んでいましたしね。 彼ら(リバプール)は交渉を成立させたがっていたよ。でもわれわれはシーズン終了後まで待つことになるだろうね。」 いったいClausura Championshipってどんな大会??と思って調べてみたら、何のことはないただのアルゼンチンの後期リーグの名称でした(汗)。とりあえずバンフィエルド側はシーズン終了後にこの話をまとめたいようです。 終了後でも話がまとまるんならそれでも結構ですが、よそのチームが横槍入れてきそうで不安ですね。まぁあんまり期待せずに待つことにしましょうか。 人気blogランキングへ ←← リバプール関連ブログ&記事をお探しの方はこちらをクリック☆ |
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こんにちは。ルイガル様の手厳しい批評・意見楽しく読ませて頂きました。ラファのコメントを聞くかぎり、CLやカップ戦の勝負所での活躍に対する期待が大きい感じですね。局面を変えられるという部分でのガルシアの才能を買ってる感じがします。活躍はできませんでしたが先日のチェルシー戦での起用もその意図は見えますし、年明け早々のボルトン戦での同点ゴールなんかはガルシアの特徴が出た試合だった思います。ちなみに”最高のプレーと最悪のプレーを同時にみせる”そんなルイガル様に虜になっちゃったんですよね(笑)いずれにせよジェラードやキューウェルもこのまま試合に出場を続ければパンクしますので、チームにとってガルシアは必要です。 |
ボビサポ 2006/02/14 11:45 |
>ボビサポさん |
Harry K 2006/02/14 12:35 |
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