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zoom RSS コラム 『ウイングを排除せよ!@』

<<   作成日時 : 2006/03/28 20:20   >>

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最近はそれまでのスランプがウソのように点を取りはじめたリバプール。試合内容的にはさほど変わっていないものの、チャンスを確実に得点に結びつけられているのが大きいようです。このチームはきちんと点を取れるときは本当に強いです。

さて本日のテーマはずばり『ウイングを排除せよ!』です。このテーマを取り上げようと思った直接のキッカケは先週末のマージーサイドダービーですが、ニューカッスル戦で採用された新システムの話と並行して書いてみようと思います。


一、ファーストチョイスは4−4−2

現状ラファエル・ベニテスの考えるベストの布陣はまさにダービーのときのスターティングメンバーだろうと思われます。


              Reina


   Finnan  Carragher  Hyypia    Riise


          Alonso   Sissoko

   Gerrard                Kewell

          Garcia

                 Crouch


このフォーメーションの最大の特徴は中盤センターにプレッシング能力の高いシソコを配置して、攻守の要であるジェラードを右サイドに起用していることです。その意図はジェラードアロンソではやや弱い中盤のフィルター機能を強化することとジェラードの守備の負担を軽くすることにあります。もちろん右サイドからの高速クロスという武器を発揮させるためでもあるでしょう。事実10連勝時はこの策が見事功を奏し、クリーンシートを保ちつつポゼッションでも相手を圧倒するといった完璧なサッカーを展開していました。

この頃はチームコンディションがすこぶる良好で前線からの連動したプレッシングができていたために、ボール奪取のポイントをアロンソシソコのラインに定めることができたことがすべてでした。

すなわち攻守の切り替えポイントを高い位置で設定できていたため、相手ディフェンスに立て直すヒマを与えぬすばやいショートカウンターを仕掛けることができていました。このことは前線の選手の“守備に戻る負担”を軽減することにもつながっていたので、それがゴール付近での集中力の持続につながっていたわけです。

結局コンディションの低下からプレッシングが機能しなくなり、攻守の切り替えポイントも後ろに下がらざるをえなくなったことが後のスランプへとつながっていくことになります。


この頃のいわば“成功体験”がいまのベニテスを縛りつけている可能性はありますし、単純にコンディションに手応えを感じはじめているのかもしれません。いずれにせよこのシステムはチーム全体のコンディションに大きく左右されるということです。


二、チームコンディションと得点力不足との関係

リバプールが並のチームであれば、コンディション悪いときは取りこぼして当たり前ということになるのかもしれません。4位以内の確保程度の目標ならそれでも十分達成できるでしょう。

しかしリバプールは優勝を義務づけられているクラブです。コンディションが悪かろうがケガ人が続出しようがそう易々と取りこぼすわけにはいきません。

今シーズンのリバプールは非常に浮き沈みの激しさが顕著です。シーズン序盤につまづき、破竹の10連勝を達成し、年明けの大スランプを経験し、また今強いリバプールが戻ってきています。要するにコンディションの浮き沈みに合わせてチームの調子も上下動を繰り返しているということです。

ではなぜコンディションが悪くなると勝てなくなるのでしょうか??それはコンディションを崩すと表れる病を抱えているからです。もうお分かりですね??

そうです。“得点力不足”です。

リバプールが勝てない時期は決まって点が取れていません。

その要因はいままでもさんざん述べてきたようにFW陣の力量不足にあります。リバプールの名にふさわしい能力を備えているかと問われれば確かにクビをかしげざるをえません。ですが絶望的に能力が足りないとも思いません。先程チームの不調時は点が取れないと書きましたが、裏を返せばチームの好調時はしっかり点が取れているということです。

最近感じはじめていることですが、リバプールの得点力は前線の選手のコンディションではなく、チーム全体のコンディションに左右される傾向が強いです。とすれば点が取れないのはチーム全体の責任ということになります。(もちろん一流のストライカーであれば、チームのコンディションに左右されずに点を取るわけですが・・)


三、チームコンディションと攻撃の起点の関係

好調時と不調時を見分けるポイントは“攻守の切り替えポイント”の位置です。位置が高ければ高いほど好調で、逆なら不調ということになります。そして先程述べたように切り替えポイントの位置はチームコンディションに左右されます。すなわちコンディションが悪いときは切り替えポイントの位置が低いということです。

切り替えポイントはいいかえれば攻撃の起点になるわけですが、好調時の起点がアロンソなのに対して、不調時の起点は基本的にCBが握ることになります。ここで起点となるCBに与えられる選択肢は@司令塔のアロンソにボールを入れる、A両SBにボールをつなぐ、B前線へのロングフィードの3つが考えられます。理想は@ですが、基本的に押し込まれている状態なのでアロンソがフリーでボールを持てる状況にないことを考えるとリスクが大きいです。Aはもっともイージーですが、相手に与える脅威も皆無。Bはフィード能力の高いCBがいればいいですが、カラガーヒューピアにはほとんど期待できません。

あえて解決策を提示するとすれば@組み立てのセンスに優れ、フィードも正確なアッガーヒューピアのところに入れること、またはAジェラードをセンターで起用し、アロンソとダブル司令塔的な感じでマークを分散することが考えられますが、いずれの策も守備力の低下を招く可能性が高いので、慎重派のベニテスが採用するとは思えません。

とすればやはりシステム、メンバーをいじらざるをえないでしょう。



ちょっと長くなってきたので、ここでブレイク。



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